ストレートネック(スマホ首)の原因と対策

ストレートネックは、首(頚椎)が通常の湾曲になっておらず、真っ直ぐになっている状態を指す言葉です。

日本では「スマホ首」。海外では「Text neck」や「Tech neck」「Computer neck」などとも言われ、活字やPC、スマートフォンを見ることが原因になるという共通認識のある姿勢です。

そんなストレートネックの概要や原因、対策についてわかりやすくまとめました。

記事制作:株式会社ORGO「シセイノート編集部」
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目次

ストレートネック(スマホ首)とは

ストレートネック(スマホ首)とは、本来ゆるやかに前弯しているはずの首(頚椎)が、まっすぐになってしまっている状態です。良い方面で使われる言葉ではなく、一般的には不良姿勢に分類されます。

人の頭には、基本的にボウリング球くらいの重さがあります。頚椎が緩やかなカーブを描いていると、それが頭の重さに対するクッションになり、体への衝撃を吸収してくれています。

しかし日常的に頭部が前方に出る姿勢(猫背など)をとることが多い人は、頭部の重さによって首の前弯がなくなって真っ直ぐになり、それが次第にストレートネックに繋がっていきます。

この「日常的に頭部が前方に出る」という姿勢になる原因の一つに「スマートフォンの見過ぎ」があることから、通称として「スマホ首」とも呼ばれるようになりました。

ストレートネックのデメリット

次に、ストレートネックになるデメリットや問題点をまとめました。

肩こりや頭痛などの不調につながる可能性

ストレートネックになって頭部の重さに対するクッションが減ると、肩周りの筋肉への負担が大きくなって次第に筋肉が緊張してきます。

すると肩周辺の血流に悪影響があったりして、それが肩こりや頭痛などの不調に繋がっていく可能性があります。

見た目への悪影響

ストレートネックの人は、横から見たときに頭が前に出たような姿勢になります。

すると正常な姿勢の人と比べて、一般的に少し自信がなさそうにみられたりと、見た目への影響も出てくる可能性があります。

とくに第一印象を大切にしたい人にとっては、ストレートネックのデメリットが大きく感じられるかもしれません。

ストレートネックの原因

日常生活に潜んでいる、ストレートネックの原因になる可能性のある行動をご紹介していきます。

スマートフォンの見過ぎ

スマートフォンを見るときは、自然とうつむくような首の傾きを取ることが多くなり、「つまり頭部が前に出る姿勢」になります。

それが原因となって、ストレートネックに繋がっていきます。

座り姿勢の悪さ

デスクワークなどで日常的に座る機会が多い方は、座り姿勢の悪さがストレートネックの原因になることもあります。

一般的に「正しい座り姿勢」と言われるのが、骨盤を立てて背筋を伸ばして座る形です。しかしデスクの位置やPCの位置などが体に対して下がりすぎると、首が下を向いたような姿勢になり、それがストレートネックに繋がっていきます。

寝る姿勢の悪さ

寝るときの頭の位置や向きなども、ストレートネックの原因になることがあります。

寝具は大切だと言われますが、枕の高さやマットレスのスプリングなどが体に合っていない場合は、首にも負担がかかる場合があり、それがストレートネックに繋がっていく可能性があります。

ストレートネックの対策

それでは、日頃から取り入れやすいストレートネック対策についてもご紹介します。

「スマートフォンを使わない」というのは難しいと思いますから、日常的にできる範囲で、首まわりへ意識を向けていきましょう。

首まわりのストレッチ

まずは原因となる首のストレッチがおすすめです。椅子に座って、下記のストレッチを試してみてください。

首のストレッチのやり方
  1. 椅子に座って両手で椅子のシートを握り、両肩を下げて水平にする
  2. 痛くない程度のところまで左を向いて5秒ストップ
  3. 同様に右を向いて5秒ストップ
  4. 正面を向き、右横側に頭を倒して痛くない程度のところで5秒ストップ
  5. 左横側に頭を倒して5秒ストップ
  6. これを3セット繰り返す

上記2〜3が、頸部回旋筋のストレッチに。4〜5が頸部側屈筋のストレッチになります。肩を動かさないように、あくまで首だけをストレッチするのがコツです。

肩周りのストレッチ

ストレートネックによる不調は、おもに肩周りの筋肉が影響して起こります。まず不調を緩和するという意味では、肩周りの筋肉をストレッチすることが対策となる場合があります。

椅子に座っているときに、下記のストレッチを試してみてください。

ストレッチのやり方
  1. 肘掛けのある椅子か、横に長さのある椅子に座る
  2. 肘掛けか椅子のシートに手をついて背筋を伸ばす
  3. ついた手を下に押して両肘を伸ばし、お尻が浮くようにして5秒キープ
  4. 3セット繰り返す

上記は肩まわりの大きな筋肉である、僧帽筋上部のストレッチになります。

キャスター付きの椅子は避けて、動かない安定した椅子でおこなってください。

正しい座り姿勢を身につける

ストレートネックの予防には、日常的な座り方を見直すことも大切です。骨盤を立てて背筋を伸ばす、綺麗な座り方を身につけましょう。

椅子に座り、左右それぞれのお尻を下から触ったときに、固く「骨」を感じる部分が坐骨(ざこつ)です。坐骨で体を支えるように座って背中を伸ばすと、自然と骨盤がまっすぐに立ち、それが正しい座り姿勢です。

日頃から、意識的に座ったときの姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。

ストレートネックは現代人共通の悩み

ストレートネックは、スマートフォンやPCを日常的に扱う現代人にとって、とても身近な悩みです。

ジムトレーナーや接骨院などの専門家にも相談しながら、ストレッチを取り入れたり、日常的な姿勢を見直したりして、少しでも対策をしてみてはいかがでしょうか。

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Writer

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