O脚・X脚・XO脚の違いと特徴

脚の歪みは「O脚・X脚・XO脚」と、大まかに3種類に分かれています。

O脚やX脚は「ガニ股・内股」と混同されることの多い概念ですが、実はまた別のお話になります。とくに世間では「O脚 = ガニ股」「X脚 = 内股」というイメージが先行していますが、実はそうではありません

今回は「O脚・X脚・XO脚」の特徴と、一般的な判断基準について解説していきます。

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目次

理想的な脚の形状とは

「O脚・X脚・XO脚」の分類があるということは、理想的な脚の形状も存在することになります。

一般的に理想的と言われる脚の形状は、真っ直ぐ立ったときに膝が前を向いていて、股関節や膝関節など下半身の関節に歪みがない状態です。

(ここでいう「歪みがない状態」とは、ねじれや変形がないことを指します。)

理想的アライメントでは,膝蓋骨が真っ直ぐ正面を向いているように,股関節は中間位で回旋していない。膝関節軸は前額面にあり,矢状面(前後面)で屈曲および伸展が起こる。

出典:KENDALL『筋:機能とテスト – 姿勢と痛み』(西村書店、2006年)

上記を理想的な脚の形状として考え、歪みが認められる脚の形状を「O脚・X脚・XO脚」に分類しています。

O脚・X脚・XO脚の違いと特徴

それでは、O脚・X脚・XO脚それぞれの違いや特徴について解説していきます。

根本的な原因は機能的なものと構造的なものに分けられますが、ここでは機能的(姿勢性)の状態についてまとめました。

O脚の特徴

O脚の特徴として、足を揃えて立っても膝同士がくっつかないことが挙げられます。

そして世間的には「ガニ股」のイメージが強いO脚ですが、実はその反対で、太ももから膝にかけて内側への回旋が認められます。

姿勢性(postural)O脚は,大腿骨内旋,足回旋,膝過伸展が組み合わさって生じる。

出典:KENDALL『筋:機能とテスト – 姿勢と痛み』(西村書店、2006年)

ガニ股と言えば、膝を外側に向いて大股で歩いているイメージかと思います。それとは反対で、O脚の場合は膝が内側を向くことが多くなります。

真っ直ぐに立ったときに、膝と膝が離れてOを描くような脚の形が「O脚」と呼ばれます。

X脚の特徴

X脚の特徴として、足を揃えて立ったときに左右のくるぶしが接触しないことが挙げられます。

またO脚とは反対に「内股」のイメージが強いX脚ですが、これも逆で、実は膝は外側を向くことが多い脚の形です。

姿勢性X脚は大腿骨外旋,足回外,膝過伸展の組み合わせで生じる。

出典:KENDALL『筋:機能とテスト – 姿勢と痛み』(西村書店、2006年)

内股といえば、膝が極端に内側を向いているイメージがあるかと思います。X脚はそれとは反対で、膝は外側を向きます。

真っ直ぐ立ったときに膝同士がほぼくっついて、くるぶし同士の距離が離れている脚の形が「X脚」と呼ばれます。

XO脚(膝下O脚)の特徴

XO脚(膝下O脚)は、O脚の亜種のような脚の形状です。

足を揃えて立ったときに、両膝同士はくっつくか距離が近い状態になるものの、左右のふくらはぎの間に隙間ができます。また左右のくるぶし同士もくっつくか距離が近い状態となります。

膝下だけにO脚の特徴を持つことから、発生原因はO脚と同じと考えられます。

「O脚・X脚・XO脚」の判断方法

脚の形状を判断する際は、基本的には治療院や外科、スポーツトレーナー、コンディショニングトレーナーなどのプロに頼りましょう。

脚がその形状になっている原因が機能的なものか、構造的なものかによっても対処法が変わってきますから、素人判断はおすすめできません。

実際に判断する方法については、主に下記のような種類があります。

直立姿勢時の膝の位置の評価

O脚・X脚・XO脚を判断するもっとも一般的な手法が、目視と触診による姿勢評価です。対象者には足をそろえた状態で直立して立ってもらい、膝の位置関係を評価します。

その後、身体機能テストをおこなってより具体的な原因を探っていきます。

これは一般的な治療院やジムで取り入れられています。

歩行分析

理学療法的な方法として、歩行パターンを分析してO脚を判断する手法もあります。歩行時の足の位置が特徴的になることがあり、全体的な脚の動きを含めた総合的な評価がおこなわれます。

レントゲン

レントゲンは病院で受けられる診断です。機能的な事柄が原因であった場合に、骨の構造や配置を詳細に調べられる手法です。

O脚・X脚の簡易自己判断について

ご自身の脚がO脚なのかX脚なのか気になる場合、全身の映る鏡さえあれば簡易な判断が可能です。

下記の条件で確認してみましょう。

  1. 裸足で膝の見える服装になる
  2. 鏡の前に立ち、直立して膝をしっかりと伸ばす
  3. かかとをつけ、つまさきを指2本分ほど開ける
  4. 「膝、ふくらはぎ、かかと」の3部位における左右の隙間を確認する

隙間の出方によって、下記画像のとおり判断してください。

姿勢分析によるO脚・X脚解析も

昨今では姿勢分析の技術を使うことで、O脚やX脚の解析もおこなえるようになりました。

とくにO脚やX脚が前回からどの程度改善しているのか確認するには、データによる定量的な分析ができる姿勢分析アプリが適しています。

シセイノートの立位姿勢分析機能にも「O脚・X脚」の解析を盛り込んでおりますので、ぜひ導入をご検討ください。

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